【あごだしって何の魚?】名前の由来・だしの特徴を解説

魚の雑学
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かつおだし、こんぶだし、煮干しだし・・・

日本食にとって「だし」は欠かせない要素ですよね。

その中でも、近年あごだしは人気が高いだしのひとつとなってきました。

ですが、かつおだしやこんぶだしのように、あごだしは何を使ってとるだしなのかが名前からは分かりません。

「あごって何?」と思っている方も多いと思います。

そこで本記事では、あごだしとは何の魚のだしなのか、なぜ「あご」というのか、どんな特徴があるかを解説していきます。

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あごだしとは

あごだしとは、トビウオから取るだしのことです。

かつおだしやこんぶだしと同様に、生のまま使用せず乾燥させたトビウオを使用してだしをとります。

日本周辺では約30種類のトビウオが生息していますが、この中でも主にあごだしに使用されるトビウオは「ホソトビウオ」と「ツクシトビウオ」の2種類。

それぞれの見た目から、ホソトビウオは「丸あご」、ツクシトビウオは「角あご」と呼ばれています。

なぜトビウオを「あご」というのか

「トビウオだし」と言わずに「あごだし」と呼ぶのは、方言が由来となっています。

九州地方にはトビウオのことを「あご」と呼ぶ方言があり、ここから「あごだし」という言葉が生まれました。

トビウオを「あご」と呼ぶようになった理由は諸説あり、「あごが落ちるほど味が良いため」「トビウオはあごが出ているから」「硬くて噛む時に顎が痛くなるから」などと言われています。

定説はないですが、共通しているのは「顎(あご)」であるため、由来が顎である可能性が高いですね。

あごだしの特徴

あごだしは脂肪分が少なく強いコクが特徴で、うどんやラーメンなどの麺類、味噌汁や鍋にも使える万能だしです。

脂肪分が少なくコクが出る理由は、トビウオの生態に紐付きます。

トビウオは周知のとおり海上を飛ぶことのできる魚なので、脂が非常に少なく身も引き締まった、いわばアスリートのような体質をしています。

そのため、えぐみや雑味が少なく、上品な味わいのだしがとれます。

人気急上昇中のあごだし

「だし」と聞いてまず思い浮かべるのはかつおだしとこんぶだしだと思いますが、そこにあごだしが並ぶほど近年知名度と人気が上がっております。

普段とはまた違った上品な味わいを家庭でも簡単に作ることができるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

ざっくりポイント
・あごだしとは、乾燥させたトビウオから取るだしのこと
・「あご」というのは、九州地方でトビウオを指す方言
・あごだしは脂肪分が少なくコクが強い、加えて雑味が少ないのが特徴
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