猫に魚肉ソーセージはNG!塩分とタマネギは絶対に避けよう

猫と魚肉ソーセージ 魚と猫
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「猫といえば魚が好きだろう」という理由で、魚肉ソーセージを食べさせてはいませんか?

実は猫にとって「魚」は注意して食べさせなければならない食べ物であると同時に、魚肉ソーセージは猫にとって食べてはいけない分類に入ります。

そこで本記事では、猫に魚肉ソーセージを食べさせることの危険性に焦点を当て解説していきます。

これまで魚肉ソーセージを食べさせていた方や、食べさせようか迷いつつ本記事を開いていただいた方は、大切な猫の健康のために、ぜひ最後までご覧ください。

猫に食べさせていい魚・よくない魚を一覧で紹介【飼い主必読】
猫にとって魚はリスクが伴う食べ物です。食べさせてはいけない魚はもちろん、食べさせてもいい魚でもいくつか気をつけなければならない点があります。そこで本記事では、猫に食べさせていい魚とよくない魚を一覧で紹介しつつ、それぞれの注意点も解説します。ぜひご覧ください。
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・なぜ猫に魚肉ソーセージを食べさせることがNGなのか知りたい方
・猫が魚肉ソーセージを食べた場合どうすればいいか知りたい方
・なぜ猫が魚肉ソーセージを食べたがるのか知りたい方

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猫に魚肉ソーセージを食べさせるのは避けよう

猫が避けるべき魚肉ソーセージ

魚肉ソーセージは高タンパク質・低カロリー、かつ豊富なカルシウムを含む健康的な食べ物です。

そのうえ猫は魚好きというイメージが根付いているため、「魚」と名の付く食べ物はついつい与えてしまいたくなりますよね。

しかし、猫にとって魚肉ソーセージは体に良くないため食べさせないように注意してください

この場合「おやつとして」や「少しだけなら」という理由でも、リスクが伴うため避けましょう。

その理由は以下4点です。

・塩分過剰
・添加物
・香辛料
・タマネギ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

理由①:塩分が多量に含まれている

猫に魚肉ソーセージを食べさせてはいけない理由1つ目は、塩分が多量に含まれているからです。

魚の肉に調味料を加えてすりつぶし、形を整えてから加熱して固める食べ物を総称して「練り物」といい、魚肉ソーセージは練り物に分類されます。

この「練り物」には塩分が多めに含まれており、その中でも魚肉ソーセージは特に多くなっています。

とはいえ、人間にとって害のある塩分量ではありません。しかし体の小さな猫にとっては、魚肉ソーセージに含まれている塩分は多すぎます。いわゆる「塩分過多」「塩分過剰」です。

猫が塩分を摂りすぎると、腎臓病などを発症する可能性もあります。多量な塩分を含む魚肉ソーセージは、食べさせないように注意してください。

理由②:様々な添加物が入っている

猫に魚肉ソーセージを食べさせてはいけない理由2つ目は、様々な添加物が入っているからです。

人間もペットも関係なく健康志向がうたわれる中、「添加物」と聞くと悪いイメージを持つ方も多いかと思います。実際、キャットフードも「無添加」を推す商品がたくさん並んでおり、実際に人気が高いです。

では、魚肉ソーセージに使用されている添加物はどんなものがあるのでしょうか。

まず、魚のすり身に色付けをするための「着色料」が使用されています。魚肉ソーセージといえばピンク色ですが、元々白い色をしている身に色を付けるものが着色料です。こちらは健康上の害が出る可能性も指摘されており、猫も例外ではありません。

他にも、弾力を付け食感を出すための「リン酸ナトリウム」や、黒ずみを抑制する「亜硝酸ナトリウム」なども使用されており、言わずもがな体にいいものではありません。

ではこれら添加物が、我々人間にどれほど害をもたらすかというと、それは微々たるものでしょう。しかし、猫のように体の小さな動物にとってはどうでしょうか。やはり、少量でも害がある可能性が高いと思いませんか。

無添加を推すキャットフードが選ばれている中で、添加物が入っている魚肉ソーセージは与えない方が無難だといえそうです。

理由③:様々な香辛料が入っている

猫に魚肉ソーセージを食べさせてはいけない理由3つ目は、様々な香辛料が入っているからです。

魚肉ソーセージの原料は魚の肉ですが、ただすりつぶしただけでは美味しくなりません。そこで人間が食べても美味しいと感じるように、様々な香辛料を使って味付けをします。

例えば、こしょう・ジンジャー・オールスパイス・ナツメグ・コリアンダー・シナモンなどは多くの魚肉ソーセージに使用されている香辛料の代表例です。

これだけ香辛料を加えれば、人間のおやつには最適です。しかし猫にとっては刺激が強すぎ、胃腸や腎臓への負担が大きくなります。そもそも、味付けなしの魚肉の方を好んで食べる場合も多い中で、香辛料をつける必要がありません。

理由④:原材料に「タマネギ」が入っている場合がある

猫に魚肉ソーセージを食べさせてはいけない理由4つ目は、原材料に「タマネギ」が入っている場合があるからです。

魚肉ソーセージは大きく分けて「普通魚肉ソーセージ」「特種魚肉ソーセージ」に分けられます。

普通魚肉ソーセージとは、魚肉をすりつぶしたうえで調味料を加えて加熱し固めたもの。対して、特殊魚肉ソーセージとは、練りあわせた魚肉にタマネギ・チーズ・グリンピースなどを混ぜ合わせて作られます。

ではここまでの説明で、猫にとって大変危険な原材料が出てきたことにお気付きでしょうか。そうです、特殊魚肉ソーセージに含まれている場合がある「タマネギ」です。

猫は、タマネギを含むネギやニラなどの「ネギ類食材」を絶対に食べてはいけません。ネギ類に含まれる「有機チオ硫酸化合物」を猫が摂取すると、赤血球が破壊され「溶血性貧血」が発症する危険性がとても高いからです。

少量だけでは問題ない猫もいますが、ほんのちょっとタマネギが入った食材を食べるだけで発症する猫もいます。それだけ、猫にとってタマネギはNGな食材です。

「普通魚肉ソーセージだったらタマネギが入っていないから問題ない」というわけではありませんが、特に特殊魚肉ソーセージに含まれるタマネギが厳重に注意しなければいけません。

猫が魚肉ソーセージを食べてしまった場合どうすればいい?

猫が魚肉ソーセージを食べたら

このように、猫にとって魚肉ソーセージは高いリスクが伴う食べ物です。

しかしそれを理解していても、「少しの間目を離していた隙に食べてしまった」「ゴミ箱をあさって魚肉ソーセージを食べていた」などというケースはあるかもしれません。

もし猫が魚肉ソーセージを食べてしまった場合は、まずは慌てずに経過観察をしてあげてください。無理に吐き出させようとする方が、ストレスがかかり猫の体調が崩れることに繋がりません。

そのため、体調が悪そうにしている様子がないか注意して見守ってあげましょう。特に、タマネギが含まれた特殊魚肉ソーセージを食べてしまった場合は、”要”経過観察が必要です。

そのうえで、明らかに体調が悪そうにしている場合には、躊躇せず動物病院に連れて行ってあげましょう。この場合、適切な治療を施せるように「何をどのくらい食べて、どんな症状が出たのか」まで把握しておくようにしてください

特例として、子猫やシニア猫が特殊魚肉ソーセージを食べてしまった場合には、すぐに動物病院に連れていく選択が命を救うこともあります。猫の体調や年齢などでも、判断が異なることを理解しておきましょう。

▼病院に連れて行くべき症状の例
・嘔吐
・下痢
・食欲不振
・尿の色が赤または黒
・目の色がおかしい
・その他、いつもと違う様子が見られる場合

猫は魚肉ソーセージのにおいに惹かれているだけ

そもそも、なぜ食べることで危険伴う魚肉ソーセージを猫は欲しがるのでしょうか。

それは、猫は食べ物を「におい」で判断しているからです。

魚肉ソーセージのように魚を原材料としている食べ物であれば、肉食動物の猫にとって美味しそうなにおいを感じます。香辛料を使用しているとはいえ、嗅覚に優れた猫は魚だと判断できるのです。

そのため、猫が魚肉ソーセージを食べることには何の罪もありません。食べることが幸せな猫にとっては、むしろ良いことであるともいえるでしょう。

猫=魚好きとはいえ、何でも与えていいわけではない

もっと深堀すると、「猫=魚好き」というのも、日本の文化が生み出した猫に対するイメージです。そのため、あまり知られていませんが、魚の種類によってはリスクを負うことがあります。

猫には、どの種類の魚でも与えていいわけではありません。また、魚肉ソーセージのように、魚を原材料とする加工品も注意が必要なものがたくさんあります。

そんな中、注意してあげなければならないのは私たち人間です。猫を飼っている人や外猫にエサを与えている人は、「どの魚がOKで、その魚がNG」かは理解しておかなくてはならない知識です。

以下の記事で、主要な魚関連の食べ物の良し悪しについて解説しています。こちらもあわせて、ぜひご覧ください。

猫には「おやつ」としてでも魚肉ソーセージを与えないで

結論です。

猫にとって魚肉ソーセージは、食べさせてはいけない食材です。まずは大切な猫ちゃんのために、「おやつ」としてでも与えないことを徹底してください。

そのうえで、もし食べてしまっても慌てないことが重要です。ごく少量であれば、何事も起こらない場合もありますから、ご安心ください。

そして、猫にとって魚は注意が必要な食材ということも理解していただけますと幸いです。この場合、マグロやカツオなど、一見問題なさそうな魚でも注意点がいくつかございます。

その事実を理解したうえで、リスクが伴う魚ではなくささみなどの肉メインの食事にしていくことを検討してみてもいいかもしれませんね。

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猫にとって魚はリスクが伴う食べ物です。食べさせてはいけない魚はもちろん、食べさせてもいい魚でもいくつか気をつけなければならない点があります。そこで本記事では、猫に食べさせていい魚とよくない魚を一覧で紹介しつつ、それぞれの注意点も解説します。ぜひご覧ください。

 

ざっくりポイント
・猫にとって魚肉ソーセージはNGな食べ物
└塩分が多く含まれているから
└様々な添加物が入っているから
└様々な香辛料が入っているから
└タマネギが入っている場合があるから
・もし食べてしまったら慌てずに経過観察を
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