【発がん抑制・消化吸収率アップ】なぜ焼き魚に大根おろしを添えるのか

雑学
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刺身にはわさび、魚の煮付けには生姜のように、「その料理といえばこれ」といった合わせるものがあります。

そして焼き魚といえば大根おろしですが、なぜ大根おろしなのか。

この食べ合わせにはしっかりとした理由があるので、本記事で紹介していきます。

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なぜ焼き魚に大根おろしを添えることが多いのか

早速ですが、本題に入ります。

焼き魚に大根おろしを添える理由は主に4つあるため、それぞれ見ていきましょう。

①発がん抑制のため

「こげを食べるとガンになる」という噂がありますが、実はこれは事実として立証されています。

具体的には、肉や魚を焼いた時にできるこげは”ヘテロサイクリックアミン”という物質を含んでいます

こちらが発がん物質として人体に影響を及ぼす可能性があるということが分かっており、なるべく摂取量を減らすことを推奨されています。

そして大根にはこの発がん性物質を分解する酵素「アミラーゼ」が含まれており、こちらが焼き魚に大根おろしを付け合わせる一点目の理由です。

もともとは、大根おろしが焼き魚に沿えられていた理由に”発がん性物質の分解”はなかったはずなので、後付けの理由にはなりますが今では大きな付け合わせの理由となっています。

②消化吸収を助けるため

魚は加熱調理をするほどたんぱく質が固まりやすくなり、消化しにくくなります

具体的には、火を通さない刺身が最も消化しやすく、揚げた魚や焼き魚はしっかり火を通すので消化が難しくなっていきます。

そこで、胃腸の機能を高め消化を助ける機能もある酵素「アミラーゼ」が豊富に含まれている大根を添えることで、焼き魚の消化を補助しています

このように大根おろしを付け合わせとして食べることで、魚の調理方法で最も胃腸に負担がかかる焼き魚の消化を助けて胃もたれを防いでいる。こちらが二点目の理由となります。

③食べ合わせによって栄養価を高めるため

焼き魚を大根おろしと食べることによって、焼き魚の栄養吸収率を補助する効果もあります

焼き魚として食べられることの多いサバ・アジ・サンマなどの青魚は亜鉛や鉄分の栄養素を多く含んでいますが、どちらも吸収率が悪いです。

一方で、大根おろしにはビタミンCが含まれているのですが、このビタミンCは亜鉛や鉄分の栄養吸収率を補助する役割を果たします

したがって大根おろしを焼き魚と一緒に食べることで、栄養素を最大限効率よく吸収することが三点目の理由です。

④焼くことで脂っこくなる焼き魚をさっぱりさせるため

魚は焼くことでほんのり脂がのり、ジューシーな味わいになります。

一方で、脂のノリによって少し重くなってしまうので、大根おろしを食べ合わせることによって口をさっぱりさせることが四点目の理由です。

発がん抑制や消化吸収率アップなど医学の発達によって大根おろしの効果が分かる前は、主にこちらの理由で焼き魚に大根おろしを食べ合わせていました。

大根おろしの代用食品

このように、焼き魚と大根おろしはこれ以上ないほどのベストパートナーといえます。

かといって、自宅で食べる際はすりおろす手間がかかるので少し面倒くさい…。

そんな方には、かいわれ大根・レモン汁・カボス汁などがおすすめです。

残念ながら大根おろしのように発がん抑制や消化吸収を助ける効果はないですが、重い脂を消すさっぱり感は出すことができます。

すりおろしの手間が面倒くさい場合や自宅に大根がない場合には、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

ざっくりポイント
焼き魚に大根おろしを添える理由は以下4点
①発がん抑制のため
②消化吸収を助けるため
③食べ合わせによって栄養価を高めるため
④焼くことで脂っこくなる焼き魚をさっぱりさせるため
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